あけましておめでとうございます。 2020年、最初の書籍は小学館から。2月6日発売です。
『京都鴨川あやかし酒造 龍神さまの花嫁』
前作のスピンオフですが、こちら単独でお読みいただけます。
(鬼神さまの豆大福を読んでくださった方は、より楽しめるつくりになっています笑)
もういろんなところに出ているようなのであらすじを…
旦那さまは龍神でした――
子どもの頃に両親を亡くし、叔父夫婦に引き取られた小夜子。何をしても叱られてばかりで、叔父が営む土産物店でもこき使われているが、お客様のためにと毎日笑顔で頑張っている。
ある日、大事な取引先である泉宮酒造の経営者、泉宮浅葱が店にやってくる。
叔父の店は経営難で、泉宮への支払いを滞らせていたらしい。
冷酷で無慈悲、従業員も夜逃げする…と悪い噂が多い浅葱だが、泉宮の酒は評判がよく、取り引きを打ち切られると叔父の店は大打撃だ。
心配する小夜子だが、後日、叔父から衝撃的な言葉を告げられる。なんと、浅葱が小夜子との結婚を望んでいるらしい。
叔父は小夜子の気持ちも聞かず、店のためだと強引に話を進めてしまう。
婚礼の日、緊張する小夜子を出迎えた浅葱は、無表情ではあるものの意外にも細やかな気遣いをみせてくれる。
だがその晩、浅葱と契りの口づけを交わした小夜子は、驚くべきものが見えるようになる。
なんとこの泉宮酒造は、あやかしたちが働く酒蔵で、浅葱の正体は龍神だったのだ! 恐ろしさのあまり、小夜子は泉宮の家を飛び出してしまうが――。
龍神と犬神に囲まれて送る新婚生活は、予測不能で波乱万丈!? あやかし夫婦ストーリー! 編集さんが考えてくださったのをいただいてきました。(笑)
今作も表紙は神江ちず先生に担当していただけました。
公開をお楽しみに。
京都伏見の月桂冠さんなどにお邪魔しまして、酒造りについて学んできました。
あらかじめそれなりに勉強していったらすごく楽しかった。
酒造りに使う水を試飲できるのですが、いつも飲んでいる水と全然違いました。
なんというか、まろやかでとても飲みやすかったです。
京都のお話はまた機会があれば。(=書く気になれば笑)
などなどで予約が始まっています。
よろしくお願いします。